ロックユーを消化。
ジュースティングはかなり熱いです。
後半、ちょっと強調しすぎでかえってだれてますが、
それを除けば完璧なかっこよさ。
やー、鎧+騎乗って、本当にいいですね。


オープニングで、状況説明を文章で表示してたりとか、
いろいろ突っ込みどころはありますが、
ロックに乗せて熱く突っ切る物語は心地よいです。
階級による軋轢とか、親子愛とか、そういうのもきっちり入って、
しかも脇役が立ちまくって笑わせてくれます。
紋章官などの演説も、ばっちり決まって盛り上げますし、
エンターテイメントとしてすばらしい出来だと思いました。


ストーリーはあまりに王道ですが、ようはやりかた次第で面白くも駄目にもなる。
この映画は音楽を上手に使って、「魅せて」いると思います。
逆に言えば、音楽は平凡だったら、はたしてここまで面白く見られたかというと……。
ファンタジーとロックを融合させるというアイデアを十分生かし、
見事決まった結果の快作、と言えるかもしれません。