蒼炎クリアー!

……いや、暁の間違いではなくて。

暁が60時間オーバーだったのに比べて蒼炎は40時間未満と、
比較的スムーズに終了しました。
まあリセットやら、放置して家事したりやらで、
あんまり参考にならない時間ではあるのですが。
なにはともあれGW中に終わったのでよかった。


システムが実によく出来ていた暁にくらべ、
前作である蒼炎は若干実験作の感が強く、
システム的にこなれてないなーと思えることがしばしば。
しかしストーリー展開やキャラクターはすばらしく、のめりこむのめりこむ。
暁のミカヤが嫌いというわけではないのですが、(むしろ設定・ビジュアル的には大好物)
周囲を固めるキャラクターの層がどうしても違いますね。
物語中でも序盤から中盤にかけて、
徹底して主人公達の傭兵団の人間関係にカメラをあてているため、
キャラ相互の関係が実に密です。
この上でちゃんと、国が滅びて王女さまを逃がして……
という展開をやっているのだからたいしたもの。
逆に主人公達を国から切り離して、最小単位の集団としているからこそ、
変に政治的なしがらみにとらわれずに描写が出来たのかもしれませんね。


そういうことを考えると暁での方向性がいまいち急な方針転換に思えるのですが……。
……キャラを残した続編ってのは、まあ難しいわなー。
ああならざるを得なかったのかもしれない。
しかし蒼炎のラストを見て、
ああ、暁がミカヤ視点でスタートすることには意味があったのだなー、と納得。
話はぜんぜん違うけど、ミカヤとノイスのカップリングがツボにはまります。
なので蒼炎やる前に始めてた暁二週目はサザとの支援を解消して、ノイスと組ませてるですよ。
貴重な見切り持ちだし、損にはなるまい。