人類は伝染病をいかにして征服したか

人類は伝染病をいかにして征服したか (講談社学術文庫 (330))

人類は伝染病をいかにして征服したか (講談社学術文庫 (330))

読み終わったのでメモ。
せっかく読んでも、まとめないと意味がない……と思いつつ、
サボってしまうあたりが所詮私は凡人。
基本アメリカ視点なので「世界における伝染病」から話が外れることがあるものの、
大きく見て「人類が伝染病を制服する歴史」がわかりやすく書かれてると思います。
ただ、書かれたのが古いので、古かったり、今では間違いになる情報もあったり。
クールー病がウイルス性って断定されてたりするし。


あと、この本の最後のほうでチョコチョコ書かれている耐性菌ですが、
最近書かれたこれ系の別の本を読むと、「もうだめだ」的な泣きが入ってるのが感慨深いです。
頑張れバンコマイシン。ちょう頑張れ。

そしてジフテリアって、ちょっと可愛いよね。響きが。
症状はかわいいどころじゃないけど。