魔女と聖女 池上俊一

魔女と聖女 ヨーロッパ中・近世の女たち (講談社現代新書)

魔女と聖女 ヨーロッパ中・近世の女たち (講談社現代新書)

●簡易まとめ
魔女も聖女も、女性の存在が否定された世界の中から生まれてきたよ。
当初の聖女は男装するなどして、「女性を捨て男性になる」ことで、
男性にのみ許された神聖性を得ようとした。
やがて、聖女たちは男性の価値観を経由せず、
エスと直接交流することで聖性を得はじめた。
云々云々……
けっこういろいろ書いていて、
他の魔女系の本とクロスしながら読み直したい本。
女性の立場というものを中心にして、そこからぶれてないんで、
私のやりたいことの参考としてはかなりいい感じ。


あと、「魔女と聖女」ではまぞう検索すると、
この本の直下に「どきどき魔女神判」が出てくる。
これ大事。