影崎由那「かりん」13〜14、番外編
- 作者: 影崎由那
- 出版社/メーカー: 富士見書房
- 発売日: 2008/04/09
- メディア: コミック
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誰も死なないだろうな、と思いながらも、もしかして誰か失われるのか、とハラハラし、最後は……。という、この語り力は素晴らしいなー。エルダばーちゃんは、中盤で役目を終えたキャラだと思っていましたが、最後の最後で重要な役割でした。彼女の活躍がなければ、もやもやしたものが残ったでしょう。また、12巻まででは存在理由がわからなかった「謎かりん」の正体もグッドでした。じーちゃんの存在だけ蛇足かな。あそこは文献だけで十分だったと思うんだけど。まあ、それはそれで。
番外編のかりん外伝も面白かったです。主に家系図的な意味で。あとシスター萌え。かりんと関係ない読みきりは、どちらも面白く、考えさせられるものでした。
と、ところで影崎夕那先生と影山由多先生の作品集はまだですか……。