虎屋 和菓子と歩んだ五百年

虎屋―和菓子と歩んだ五百年 (新潮新書)

虎屋―和菓子と歩んだ五百年 (新潮新書)

贈り物には「虎屋のようかん」を選んでおけば絶対間違いないと信じ、普段も買って食べてる私としては、見た瞬間に買わねばならなかった本。  内容は、虎屋の歴史や虎屋がかかわってきたお客さんたちのことばかりなんだけど、それが御所だったり財閥だったり軍だったりして、歴史の移り変わりやおのおのの時代性が垣間見えます。  旧軍の糧食としてようかんがあったのは聞いてたけど、それをようかん屋さん側の事情として見るってのは大変面白かった。