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土鍋ごはんは高火力で攻めたほうがおいしくなる模様。
早く炊き上がるワケだし、そのほうがいいな。
焦げにさえ気をつければ……。
樹先生の作風は好きなので集めているんですが、
これはかなり初期の作品っぽいので買うのをためらっていたもの。
作風事態は変わってませんが、キャラに現在ほどのキレが無いかな?
それでも十分に楽しめましたがー。
(本人ネタの漫画のほうが面白かったのは否めませんが)
- 作者: 車田正美
- 出版社/メーカー: ホーム社
- 発売日: 2002/12
- メディア: 文庫
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7巻ゲトー。
数学の戦いと哲学の戦い。
聖闘士星矢と同じ構造を期待して読むと楽しめないんだな、これは。
と改めて思います。
物語の筋としては一直線で、わき道とかあったものではない。
いきなり12宮突入して、それだけで成り立っているような感じ。
地理的にすごく狭い範囲での戦いになってて、
車田先生独特の無闇にスケールのでかい世界観が見えないので、
そこが辛いところだとは思います。
意図したものなのか、それとも月刊誌という都合上、序盤でタメを作る暇がなかったのか。
ただその分一つ一つのバトルに意味を含ませている感がありますし、
背景に見えるテーマもスケールが大きいものであるように見えます。
そして何より、キャラクターの生き方が、敵も味方もいいんだな……。
敵なりに必死に生きているというか、限界まで生きて、死んでいくというか。
この辺は月刊誌ゆえのページ数・読者年齢の高さといったものを十分に利用したものだと思います。
(聖矢でこれをやったらあのテンポにはなりえなかったでしょう)
まだ8巻が残っているのでこれからどうなるかわかりませんが、
期待して損はなさそうです。