スノーボール・アース
- 作者: ガブリエル・ウォーカー,渡会圭子
- 出版社/メーカー: 早川書房
- 発売日: 2004/02/26
- メディア: 単行本
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まだ半分くらいですけど。忘れないうちにメモ。
ここまで読んだ限りでは、この説を唱えた人や、
その論拠となる各事実を発見した学者達の伝記的要素が強いです。
マラソンの選手になるか学者をやるかって人が居たりとか、
異様に我が強くて周囲と喧嘩ばかりしてる人が居たりとか
カリスマ性があって、昔産まれていたらイエスになっていたろうって人が居たりとか。
……これ全部一人の事ってのがアレですが。
まあ、そういう人々に関する話も十分面白いですし、
そうしたエピソードがあるので、各事実の発見のくだりも面白く読めます。
とある論が時代遅れになってしまった影響で、
その論に近しく見えるすばらしい発見が無視されてしまったエピソードなど。
「全球凍結」下の地球の姿はどうだったのよ、
っていう当初の疑問に関しては、ここから後の章で書かれるっぽいので、
期待して読み進めます。